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葬儀のマナー2026.06.07

葬儀のマナー|香典・服装・焼香の作法をわかりやすく解説【いわき市】

葬儀のマナー|香典・服装・焼香の作法をわかりやすく解説【いわき市】

# 葬儀のマナー|香典・服装・焼香の作法をわかりやすく解説


訃報は突然届くものです。いざというとき「香典はいくら包めばいいのか」「服装はこれで失礼にならないか」「焼香の作法はどうだったか」と戸惑う方は少なくありません。


葬儀のマナーは、故人を悼み、ご遺族を思いやる気持ちを形にしたものです。基本を知っておけば、落ち着いて弔意を表すことができます。このページでは、参列する側が押さえておきたいマナーを順を追って解説します。


## 訃報を受けたら


親しい間柄であれば、できるだけ早く弔問にうかがいます。ただし、ご逝去直後はご遺族が葬儀の準備に追われている時間でもあります。**お悔やみだけを短く伝え、長居は避ける**のが配慮です。


弔問のタイミングや服装は、関係の深さによって異なります。ごく近い関係なら取り急ぎ駆けつけることもありますが、一般的には通夜・葬儀に参列して弔意を表します。訪問の前には、必ずご遺族や葬儀社に日程・場所を確認しましょう。


## 香典のマナー


### 表書き(宗教・宗派による違い)


香典袋(不祝儀袋)の表書きは、宗教・宗派によって異なります。先方の宗教がわからない場合は、どの宗教でも使える「御霊前」を選ぶと無難とされますが、注意点もあります。


| 宗教・宗派 | 表書き |

|---|---|

| 仏式(四十九日まで) | 御霊前、御香典、御香料 |

| 仏式(浄土真宗) | 御仏前 ※浄土真宗は「御霊前」を使いません |

| 神式 | 御玉串料、御榊料、御神前 |

| キリスト教 | 御花料(カトリック・プロテスタント共通) |

| 宗教がわからない場合 | 御霊前 ※浄土真宗の可能性がある場合は御香典が安心 |


### 金額の相場


香典の金額は、故人との関係の深さや、ご自身の年齢によって変わります。下表は全国的な目安です。地域や家のしきたりによって異なる場合がありますので、迷うときは周囲の方に合わせると安心です。


| 故人との関係 | 金額の目安 |

|---|---|

| 祖父母 | 1万円〜5万円 |

| 両親 | 3万円〜10万円 |

| 兄弟姉妹 | 3万円〜5万円 |

| おじ・おば・その他の親戚 | 1万円〜3万円 |

| 友人・知人 | 5,000円〜1万円 |

| 職場の同僚・上司・部下 | 5,000円〜1万円 |

| ご近所 | 3,000円〜5,000円 |


金額には「4(死)」「9(苦)」を連想させる数字を避けるのが慣習です。


### 香典袋とお金の入れ方


- 新札は避ける:あらかじめ用意していた印象を与えるため、新札は折り目をつけてから入れます。汚れすぎたお札も失礼にあたります。

- お札の向き:中袋に入れる際は、顔が描かれた面を裏向き・下側にして入れるのが一般的です。

- 中袋には金額・住所・氏名を記入:ご遺族が整理しやすいよう、表に金額(旧字体の「金壱萬円」など)、裏に住所・氏名を書きます。

- 薄墨で書く:「悲しみの涙で墨が薄まった」という意味を込め、薄墨の筆ペンで書くのが正式です。


### 袱紗(ふくさ)で包む


香典は袱紗に包んで持参し、受付で取り出して渡すのが正式なマナーです。弔事では**紺・グレー・緑・紫**などの寒色系を用います(紫は慶弔どちらにも使えます)。受付では「このたびはご愁傷さまです」と一言添え、表書きが相手から読める向きにして両手で差し出します。


## 服装のマナー


### 基本は喪服(ブラックフォーマル)


葬儀・告別式には、男女とも喪服が基本です。男性は黒のスーツに白いワイシャツ、黒いネクタイ・靴下・靴。女性は黒のワンピースやアンサンブルで、肌の露出を控えめにします。


### 通夜の服装


本来、通夜は「取り急ぎ駆けつける」場であり、地味な平服でも失礼にはあたりませんでした。ただし近年は、通夜から喪服で参列する方が一般的になっています。


### 注意したい点


- アクセサリーは結婚指輪のみが基本。つける場合は一連の真珠のネックレス(涙を表すとされます)にとどめ、二連のものは「不幸が重なる」として避けます。

- 光る素材・派手な色・殺生を連想させる革製品(型押しを除く)は避けます。

- 数珠は仏式の葬儀で使います。自分の宗派のものを使って差し支えありません。

- 子どもの服装は、制服があれば制服が正装です。なければ白いシャツに黒や紺、グレーなど落ち着いた色の服でまとめます。


## 焼香・玉串・献花の作法


宗教によって、故人に手向ける作法が異なります。


### 仏式:焼香


1. 自分の番が来たら祭壇の前へ進み、ご遺族と僧侶に一礼します。

2. 遺影に向かって合掌・一礼します。

3. 抹香を右手の親指・人差し指・中指でつまみ、額の高さまで押しいただいてから香炉にくべます(押しいただかない宗派もあります)。

4. 回数は宗派により1〜3回。会葬者が多いときは1回で構いません。

5. 再び合掌し、一礼して席に戻ります。


### 神式:玉串奉奠(たまぐしほうてん)


玉串を時計回りに回し、根元を祭壇に向けて捧げます。拝礼は「**二礼二拍手一礼**」ですが、葬儀では音を立てない「**しのび手**」で拍手します。


### キリスト教式:献花


花を両手で受け取り、茎を祭壇側に向けて献花台に捧げます。その後、一礼または黙祷します。


## お悔やみの言葉と忌み言葉


ご遺族には「このたびはご愁傷さまでございます」「心よりお悔やみ申し上げます」といった言葉をかけます。長々と話す必要はなく、簡潔に弔意を伝えるのが思いやりです。


葬儀の場では、次のような**忌み言葉**を避けるのがマナーです。


- 重ね言葉(不幸が重なることを連想):重ね重ね、たびたび、ますます、いよいよ、くれぐれも

- 繰り返しを連想する言葉:再び、続いて、追って、なお

- 直接的な表現:死ぬ → 「ご逝去」、生きていたころ → 「お元気だったころ」


なお、宗教によってふさわしくない言葉もあります。たとえば「ご冥福をお祈りします」は仏教的な表現で、神式・キリスト教式や浄土真宗では用いないのが原則です。


## いわき市の葬儀の風習


葬儀の作法には地域性があります。いわき市で知っておきたいのが、火葬の順序です。


### 「後火葬(あとかそう)」が主流


東北地方の多くの地域では、葬儀の前に火葬を行う「前火葬」が見られますが、**いわき市では、葬儀・告別式を行ってから火葬する「後火葬」が一般的**です。これは、いわき周辺が江戸時代に幕府の直轄地であり、後火葬を行っていた江戸(東京)の影響を強く受けたためといわれています。


そのため、参列者は告別式のあと、出棺を見送り、火葬場まで同行することもあります。地域の流れに沿って案内されますので、葬儀社のスタッフの指示に従えば心配はいりません。


### 火葬場での「心付け」は不要


いわき市が運営する火葬場(いわき清苑・いわき南清苑)では、**職員への心付け(チップ)は固く辞退**することが公式に案内されています。気を遣って渡そうとする必要はありません。


なお、地域や家によっては、香典を控えめにして香典返しを辞退する「新生活(しんせいかつ)」の習慣が見られることもあります。受付が「一般」と「新生活」に分かれている場合は、案内に従ってください。判断に迷うときは、地域の習わしに詳しい方や葬儀社に尋ねるのが確実です。


## まとめ


葬儀のマナーは数多くありますが、根底にあるのは「故人を悼み、ご遺族を思いやる」というシンプルな気持ちです。細かい作法に不安があっても、その心が伝われば大きな失礼にはなりません。


地域や宗派によって違いがある部分は、遠慮なく葬儀社のスタッフに尋ねてください。落ち着いてお別れの時間を過ごせるよう、丁寧にご案内いたします。


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### いわき市の葬儀・家族葬は メモリアルホールみよの杜へ


みよの杜では、地域の風習を踏まえたお葬式を、経験豊富なスタッフが心を込めてお手伝いします。マナーや進め方でご不明な点は、いつでもお気軽にお尋ねください。


> ※本記事の情報は2026年6月時点のものです。火葬場の運用など最新情報は各窓口でご確認ください。

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